「やっぱり土壁の家に住みたい」 「折角、建てるなら何十年と使える、この地域に合った建物にしたい」と施主からの希望で計画が変更された。 それで急遽、声がかかった！ 今風の新建材を使い家造りをする業者はたくさん居るが、竹小舞…

昨日は古民家再生協会の研修でした。 研修場所は私の住む若狭と違い大都会。 車と人の渦、ビルの谷間には不安になるような風がふいています。 24時間眠らない町には、若狭にはないものがたくさんあります。 でも考えてみると… こ…

3月29日のblogでお知らせした「一本橋を渡らないとたどり着けない家」の相談に伺った！ いつも不思議に思うのだが、使っていると痛みそうだが逆で、家は使わないと痛んでくる！ このお宅は空き家になって7年になるという！ 住…

元治元年、建築。 元治という年号を調べると江戸時代末期の1864年ごろ、今から155年前に建てられた家ということになる。 棟札には大工棟梁が吉田さん。 残業ながら下の名前が読めない！ 住所は敦賀町、今の敦賀市か？ 土壁も…

おおい町名田庄で古民家の耐震診断をすることになった。 そのお宅は築120年というお家。 今回は古民家なので「伝統建物の耐震調査」という名目で補助金が受けられる。 それも耐震調査と耐震補強プランの費用90%が補助金として受…

「家中、全部のフローリングを張り替えたい」という要望で小浜市福谷へ！ 築35年、子どもたちは巣だち、夫婦二人暮らしのお宅です。 見てみるとかなりの床板の痛み。 毎日歩いてよく使ったからというより、これは床板自体の劣化です…

冬が終わり、暖かくなってきたと同時に色々と工事の話をあれこれ頂くようになった。 とても、ありがたいこと。 しかし、4月終わりからのゴールデンウィークが厄介者。 工事を始めたが、直ぐに休日となって現場が調子良く動かない。 …

目に飛び込んでくる、鮮やかな色！ そして、見ているうちにそれなりに馴染んでくる！ ただ気をてらったものじゃなく、人の視覚・感情を理解した色使いだと見える！ 少し違ったことをする、それだけで印象深くなるのを今日見させてもら…

  和と洋のコラボレーション なかなか面白い組み合わせ。

懐かしい電気配線を見つけた。 電線を繋げてる白いものを、これ「碍子」っていう。 今は天井裏や壁の中に電気配線が隠れているけれど少し前までは、このように見えていた。 柱や梁、軒先のﾀﾙｷなんかに、この碍子を打ち付けて配線の…

今日は暖かくなった！ 一気にサクラが咲く。 「週末だけの移住者」という言葉がある。 定住・移住まではイヤだけとたまに過ごしたい！といった人たちの空き家の活用術。 １人で借りると管理や負担が大きいので、その地域や建物に魅力…

この色、すごくいい！ 古民家再生、ただ元に戻すだけ、歴史を振り 返るだけじゃ楽しくない！ 古い建物だと、どうしても白  黒  茶  灰などが カラーのベースになる。 お決まりのような色使いの建物が多い！ 文化財の仕事をし…