『この谷の土を喰い、この谷の風に吹かれて生きたい』は私の地元、おおおい町の画家、渡辺淳(わたなべ、すなお)さんの言葉
生まれ育った、おおいの土地を愛し、住む人々を愛する。
日々の暮らしや移り変わる自然の景色を画に表し「田舎は素晴らしいものに包まれている」と話されていた!
今この季節、里は田植えの時期を迎え、爽やかな緑に心地よい風が吹く、山には新芽を吹いた若草色の広葉樹、花粉を飛ばし青濃くなった針葉樹が混ざりあっている。
そして山の稜線と空の境目がとても美しい!
田舎は不便だ!買い物するところがない!遊ぶところがない!働くところがない!と愚痴を言う人がいる。
そんなものは2時間も異同すればなんでもある。
働くところがないと愚痴るなら、自分で考え仕事を作り市場創造すればいい。
そこに住んでいる以上、愚痴るのでなく良いところを見つけた方のいい。
「田舎には何もない」でなく「田舎には都会にないものがいっぱいある」
それも人の手で作るない、代えがたきものばかりだと気づいてほしい!
自然の風景に加え、人を思いやる優しい心・人の絆・利他を重んじる人々の暮らしぶり等…
若狭の人、土地は素晴らしいものだということを!
この土地に暮らせることに感謝し、毎日を大切に過ごせば、それぞれに魅力ある豊かで幸せな人生になるはず!
その想いを大人は子どもたちに繋いでほしいと思う。
『若狭に暮らす』ということは素晴らしいことだ!