妙心寺を囲う土屏。
普通の土屏ですが…施工するにはかなり難度が高い代物です!
基礎部分が自然の石、これはなかなかのクセ者!
自然石の上というのは均一でない!
それこそ形がバラバラ、その上を屏の構造体がしっかり載っている!
中途半端なことだと直ぐに崩れるから、それぞれの石の形に密着しているのだと考えられる。
かなりの手間と時間をかけてしっかりと仕事がしてあるのだろう。
いつ頃にできたかは定かでないが手を加えながらでも何百年と屏の役目を果たしている。
簡単そうに見えて実は難しい!
隠れたところに手技が輝いている。