この建物は再生はちょっと…難しいかも。
土蔵を活用できないか!と連絡、相談を受けたが、どう見ても放置期間が長すぎる。
使わなくても、せめて手入れをしてあげないと建物は痛んでくる!
こうなると、なかなか存続が難しくなる。
何でも寿命はあるというものの、やはり愛情を注いでやらなければ長持ちはしない。
このまま朽ちるのを待つよりか、礼を尽くして解体してあげたほうがいいのかもしれない。
長い期間にわたって、家や家族のために働いてくれたと感謝しよう。
依頼者の方と、建物の寿命・造られた先人の思い等、たくさんの話をさせていただいた。
今回は、解体という結論に落ち着いたが、これも建物を大切に思う仕終いの仕事だ。