数年前に新築をした「木の家」
施主さんから、自然木の手すりの取り付けの依頼を頂いた。
お母さんの介護のための手すりだが、家の造りに合う手すり棒と言うことで京都は北山杉の自然木を取り付ることにした。
太さは直径35㎜の杉の丸太。
数寄屋造りの建物に使われる丸タルキのようなもの。
これは、素人ではわからないか…
自然の形のままなので、曲がりがあったり、凸凹脹らみがあったりして、人工的に作ったもののように均等ではない。
でも、それがすごく握りやすい。
持った感触は優しくて何とも心地好い。
こんな素晴らしいモノをもっと使ってほしいと思う。
介護保険の手すりは自然木で!
という決まりがつかないだろうか。