尺貫法

今日、茅葺き民家の平面図を作るために寸法を計りに行った!

古民家の間取りは案外と平凡!

ローカや収納などが少なく、座敷や居間など和室がならぶ間取りとなっている。

このお宅は部屋が6つに水回り、古民家によくある田の字型の間取りの築150年程の建物。

間取りはシンプルで簡単だけども、厄介なのが寸法。

昔に使われていた尺貫法で建てられている!

そして、畳寸法で柱間が仕切られて、部屋毎に微妙に大きさが違う!

1寸は3,03センチ
1尺は30,3センチ
1間は6尺5寸で約197,0センチ
2間は13尺で約394,0センチ
等と

ややこしく感じるが、木造の建物を造るには、この尺貫法を知らないと見た感じもバランスの良い家にならない!

メートル法だけでは、古民家や和風建築の仕事が出来ないことを若い大工に知ってほしい。

 

職人が刻む無垢の家
有限会社森本建築
〒917-0382 福井県大飯郡おおい町名田庄久坂11-27-1
TEL 0770-67-2698  FAX 0770-67-2687

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です