今日は小浜市のお宅に来ています。
築120年程の古民家を持つ方から問い合わせで「この家をリフォームしてこのまま使っていても耐久性は大丈夫?」「解体して建て替えたほうがいいのか調べてほしい」と言ったことでの相談です。
さすが、家も100年越えとなると使われている木材も立派なものがあります。
ケヤキの大黒柱に曲がりくねった真っ黒な梁が壮観です。
このように、このまま使うか!解体したほうがいいか!など判断に困っておられる方が多いようです。
家主の希望は「先祖さんが残したものだからできればキレイにして使いたい」とのこと。
古いから…壊して建て替え!といった方より残したい、使いたいという希望が多くなりました。
これも日本人の心の豊かさが出てきたのかもしれません。
この家も、空き家だった期間もあるので少し傷みが進み、手をかける必要はありますが充分に使えそうです。
次の作業はまず調査です。
建物の耐震性は大丈夫か?床下の腐れや白蟻被害はないかなど。
間取りのプラン設定する前に、目に見えないところをしっかり現状調査することで、これからの安心・安全が保たれます。