茅葺き屋根を改修したいという依頼。
一昨日お邪魔したお宅は築140年、茅葺き屋根の上にトタンがはってある、ごく普通の里山の家でした。
計画は、10年ごとのトタンのペンキの塗装に現在のトタン屋根の傷みを考えると茅葺き屋根自体を撤去解体できないかというもの。
そして新しい屋根を載せるという考えのようです。
築年数は高いが、家の構造はしっかりしたもの。
それに今までかなり手を入れてあるので、まだまだ使えそうだ。
茅葺き住宅の所有者さんの一番の悩みは、この屋根の管理。
瓦屋根のように50年ぐらいは手をいれなくていいものとは違い、定期的に補修や工事にかなりのお金がかかる、車でも充分に買える驚く金額だ。
今回の打ち合わせは親子3代に揃ってもらった。
遠い将来までを、家族と一緒に考えなくてはいけない。でないと、この計画は進まない!